鳴尾記念有力馬診断

今年の鳴尾記念は少頭数。

乗り替わりの馬が11頭中７頭

個人的にはマルターズアポジーが武豊騎手に乗り替わったのが一番印象に残ります。

人気はタツゴウゲキ、トリコロールブルー、トリオンフ、サトノノブレス、ナスノセイカンあたりでしょうか。

（軸馬候補は〇、ヒモは△、切り馬は▽）

△サトノノブレス

父ディープインパクト

母父トニービン（グレイソヴリン系）

母の父がトニービン。母母父がボールドルーラー系。

スピードの持続力タイプのため金鯱賞のような逃げて粘る競馬ができるタイプの馬。

今まではサトノダイヤモンドとの同じレースが多く、凱旋門賞ではラビット的役割を果たした。実際鳴尾記念を２年前に勝っており適性は示している。

今回は幸騎手から川田騎手への乗り替わり今回は行きたい馬が多そうなので控える形になると思うが、その点がどうか。８歳になり切れる脚が使えるかどうか。川田騎手という点で外を回して届くかどうかといわれると少し足りない気もする。

△トリオンフ

父タートルボウル

母父ダンスインザダーク

末脚を伸ばすタイプの馬だが、開幕週の馬場には絶対的スピードが足りないのかなという感じ。去勢されて筋肉が柔らかくなり多少は対応できている。前目で運んでの競馬が得意な馬で器用さはある。しかし、今回は開幕週で馬場もきれい。サンデー系やキングマンボ系のスピードが問われる展開になると厳しいか。

叩いてよくなる馬なので前走よりは多少動きやすくなると思う。

実績は１番だし、右回りでは崩れていないので抑えとく価値のある馬だ。

▽ストレンジクォーク

父メイショウサムソン

母父アグネスタキオン

ダンシングブレーヴの血が入っているがこの血は距離短縮のローテが得意。

ここでは距離延長なのでその面で少しマイナス。内枠に入ればわからないが外枠に入れば嫌おうかと思う。

▽タツゴウゲキ

父マーベラスサンデー

母父シングスピール

晩成血統らしく年を取るごとに馬が良化してきている。欧州型の馬で前走、前々走は長くいい脚を使う競馬。今回はスピードが活きる馬場で、前走のような競馬はできないのではないか。休み明けもこの馬にとってマイナス。

リュウの鳴尾記念軸馬筆頭

トリコロールブルー

前走は上り最速の３３秒３をマーク。内容もよかった。母系にヌレイエフ系で断然のスピード血統。この舞台に向き、逃げ馬が揃ったここは追い込み馬にチャンスが舞い込む。距離延長も歓迎。

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